逝ってしまった絵描きPC

いままでお世話になった第二世代の絵描きPCが昨日の朝、文字通り逝ってしまったのである。 事の発端は昨日の早朝。私はテレビを観ながらイラストでも描こうと思い、PCの電源ボタンを押したらいつもの通り内部の冷却ファンが回りだすのだがそれ以降何も起きないのである。本来なら10秒もすればピッと1回BEEP音が鳴って画面にBIOSのPOST画面が表示されて問題無ければそのままWindows7が起動するのだが、この日はそうではなかった。私はCMOS不良を疑い、PCのケースを開けてマザーボードに搭載してあるコイン電池を取り外し、CMOSクリアボタンを長押ししてCMOSの初期化を試みた。その後PCを仮組みして電源ボタンを押しても症状は変わらず。次にメモリ接触不良を疑い、メモリを何度か挿し直すも効果なし。電源ユニットを変えても同じ、CPU変えても駄目であった。もはやこのマザーボードでの原因の特定は不可能と思い、部屋の片隅に眠っていた別のマザーボードを取り出し、壊れた可能性のある部品を全て検査したが、メモリ、CPU、HDD、グラフィックボード、TVチューナー、電源ユニット、液晶モニターフロッピーディスクドライブ、CD/DVDドライブ、USBカードリーダー/ライター、各種ケーブル等全て正常に機能した。この結果から言えることはマザーボードの寿命である。しかしそれも仕方ないといえば仕方ないことである。なぜならそのマザーボードは7年前に製造され、それ以降何処の誰ともしれぬ人によって使用され、その後どのような経緯があったか知らないが中古マザーボードとして某ショップに売られ、それを私が偶然見つけて買って以降、空調設備の無い過酷な環境でメイン機として稼動し続けたのだから。

検査後、そのマザーボードは完全に破壊して処分した。

現在は別のマザーボードが代行運用されており、いずれそれも稼動終了するだろう。

また、2015年04月以降のほぼ全てのイラストはサブ機のノートPCで作成しているのでイラスト等の作成の遅延等は発生しておらず、実質的なダメージはあまり大きくはない。しかし、これによって一部の内部資料の消失など、ダメージが無い訳ではない。

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「長い間本当にお疲れ様でした。貴方はもう居ないけれど、本当にありがとうございました。」

 

今回の事を踏まえて、今後、今よりもPCが快適に稼動できる様、夏場の暑さ対策などを検討していきたい。